命のバトン
皆さん、こんにちは!
Sunday担当のアンナです。
最近、風の温度も和らいできて
春になるのかな?と感じる場面が増えました。
そして、ゲッキツ(シルクジャスミン)が咲いており
久米島の夜を、柔らかなジャスミンの香りで包んでくれています。
ロマンチックで素敵な夜です☆彡
↑ゲッキツ(月橘)
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久米島、日々是新海!
お天気:風も少しずつ暖かくなり、春がそこまで来ているのを感じます❀
スーツ:5mmのウェットスーツ+フードベスト+ボートコート
フードベスト/ボートコートのお貸出しもしております☆彡
お気軽にお申しつけください!
透明度:15m~25m
SHIRAHAMA模様:毎日インスタ更新中!
お仕事の合間に、青い海をみてリフレッシュしてください♥
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テーマ:「産卵」
最近の久米島では、
とてもとても貴重なコブシメの産卵を観察できています!!!
個人的に、本当に大好きな生物で・・・
いつも新鮮な気持ちでみているコブシメの産卵。
今日は、そんなコブシメの産卵にかかわる情報を
書きたいと思います。
コブシメの産卵期は、「晩秋から冬」
受精後、イシサンゴ類の枝間に、直径2~3cmの乳白色の卵嚢を産みつけます。
(今年はリュウキュウキッカサンゴにも!!)
数は、一度に100~200個 産卵。
約2か月の間、数度にわたって計1,000~1,500個の卵を産むそうです。
メスが産卵している間、ペアのオスは
ホバリングをしながら近くで見守っています。
見張りですね!
産卵後の卵の様子は・・・?
産み付けられて間もない頃は、不透明なため中の様子はあまりわからない。
約10日ほど経つと、中が透けて少し見えるようになります。
イカの赤ちゃんと卵黄です。
約1か月経つと、イカの赤ちゃんは大きくなり
目がはっきりとわかるようになります。
卵黄は、赤ちゃんが吸収して小さくなるそうです!
1~2か月で孵化。
生まれたばかりでも胴長約1cmで親と同じ姿をしているとのこと。
イカ類最大の稚イカですね!
是非、その姿も見てみたいと心から願っているところ・・・♥♥♥
深場へ移動して成長をします。
ですが、コブシメの寿命はなんと・・・1~2年。
それに、産卵すると死んでしまいます・・・
命を懸けて、子孫を残す。
とても、胸がキュッとなります。
命のバトン・・・こうしてつながっていくんです。
その為、私たちは産卵の観察には
すごー-----く気を張って、ガイドをさせていただいております。
近くに寄りすぎてしまうと、ストレスがかかってしまい
産卵をやめてしまうことがあったり・・・
いつも皆さんにご協力をいただいているからこそ
こういった貴重な場に、ご案内することができています。
いつも、ご協力をいただき、本当に有難うございます。
それでは、ここ数日のコブシメ写真をどうぞ!!!
↑ 一文字 (撮影:K・M様)
一文字にて、リュウキュウキッカサンゴに産卵をしているシーンです。
近くにオスもいました!!
はー----!凄い!!!!嬉しい!!!!
いつも素敵な、お写真をご提供いただき
有難うございます♥
このように生態について、少しの知識をつけるだけで
観る目が少し変わったり・・・
海洋生物の素晴らしさを
感じることができますね♥
また来週も、海歩記アクセスしてくださいね♪
今週も最後まで読んでいただき有難うございます。
また、来週です!
【記:アンナ】
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